資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	内モンゴル自治区　ヒンガン盟　阿爾山市
資料にある地域情報	アルシャン（ノモンハン近く）
慰安所があった時期	1945年初め頃
記載内容	ところで、日曜日になると、見習士官連中は、どうにも体を持て余した。どこへも行くところがないのである。慰安所、というところがあって、甲寮と乙寮とに分かれており、前者は将校・下士官用、後者は兵隊用であった。この慰安所の管轄は、わが経理部であったが、見習士官は利用することを許されなかったのである。
証言者	松村清三
証言者属性	日本軍兵士・経理部見習士官
部隊名	第107師団・第2中隊第5区隊
資料タイトル	白雲悠々　関東軍経理部教育部新京陸軍経理学校 満洲第八一五部隊第八期生 卒業四十周年記念文集
著者、公文書発信者など	満州第815部隊第８期生緑園会編
公文書宛先
発行日	1985.2.18
発行所	第８期生緑園会
ページ	626-627
出典備考	松村清三「アルシャンー阿爾山」／「【資料紹介】主計将校と「従軍慰安婦」―中曽根元首相―」『季刊戦争責任研究』第7号、84ページ
備考	『満州帝国分省地図』の興安北省に阿爾山がある。現在の地図で同所はヒンガン盟阿爾山市である。テキサス大学図書館公開地図でこの付近の当時の地図を見ることができる。次を参照のこと。ロシアとの国境線が現在と少し異なっているが、この地図の右下のHaronarushanが阿爾山市と思われる。 https://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl50-3.jpg