出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河北省 承徳市 平泉市 |
資料にある地域情報 | 平泉(葉柏寿の近く) |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 葉柏寿は、錦古線の中心であった。錦州から、万里の長城下の͡古北口を通って、北京にゆく鉄道である。・・・この錦古線を管理するのが、葉柏寿である。・・・私が赴任した時より先輩が居て、葉柏寿の近くの平泉というところにP屋見学に案内した事があった。これがよかった。P屋というのは売春宿である。しかも、上等ではなく、最下級のところである。 |
証言者 | 菊地定則 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 初年兵 |
著者、公文書発信者など | 菊地定則 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2006.3.1 |
発行所 | 私家版(前橋市) |
ページ | 10-11 |
出典備考 | 注:葉柏寿に駐屯し、P屋見学に平泉に出かけた。 |
備考 |
『満州帝国分省地図』の北京の北東に承徳、平泉がある。平泉は承徳の東である。同地図で平泉、葉柏寿は熱河省に所属。葉柏寿は錦古線にあるが、この葉柏寿で葉峰線が接続し北に延びている。現在の鉄道も同様である。現在の地図に平泉市がある。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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