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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報河北省 張家口市
資料にある地域情報張家口
慰安所があった時期
記載内容1944年3月早春、16歳の時に、軍服を作る大邱の工場に行けば金も稼げるし腹一杯ご飯も食べられると言われて、大邱行きの列車に乗りました。父もその頃、娘の供出を心配し、働き先を頼んでいたのです。大邱から朝鮮人と日本軍人の引率で軍用列車に乗り、ハルピン、チチハル、張家口へと、日本軍を追って移動させられました。張家口に着くとすぐ性病検査を受けさせられました。毎日20-30 人の軍人の相手に、生き残るために耐え、殴られないように軍人の命令にも従いました。慰安所管理人は、月1 回だけ物を買うための金をくれました。
証言者金スンアク
証言者属性朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル日本軍‘慰安婦'証言集6 歴史をつくる話―日本軍‘慰安婦’女性たちの経験と記憶
著者、公文書発信者など韓国挺身隊問題対策協議会付設戦争と女性人権センター研究チーム
公文書宛先
発行日2004.5.18
発行所女性と人権
ページ297-313
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』の北京の北西方向に張家口がある。現在の地図の同所も張家口市である。
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