出典種別 | 兵士の回想録等 |
---|---|
現在の地域情報 | 河北省 唐山市 |
資料にある地域情報 | 唐山 |
慰安所があった時期 | 1940年 |
記載内容 | 唐山の駐屯部隊に初年兵として入隊した当時(昭和15)この部隊には、武漢攻略戦に参加した4年兵が、その武勲を誇っていた。・・・我が班には「S」という4年兵がいた。・・・彼は東京・芝白金三光町に本拠を置く、やくざ関係の組員と判った。・・・彼の言によれば、夜の点呼後、勝手知った部隊に隣接する野戦病院を経由して兵営を抜け出し、邦人経営の小料理屋で過ごした後、中国ピー屋で遊び、兵隊から掠め取った物品を換金して遊興費に充てたと、得意気に話すのは「やくざ」の正体を表している。 |
証言者 | 証言者不明 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 語り継ぐ 戦後60年 93人の証言 |
著者、公文書発信者など | 石川県教育文化財団 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2006.1.20第二版 |
発行所 | 北国新聞社出版局 |
ページ | 44 |
出典備考 | |
備考 |
現在の地図の河北省東部に唐山市がある。北京の東方である。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
|