証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報天津市
資料にある地域情報天津
慰安所があった時期1936年
記載内容1936年から1937年に天津付近で宣蕪工作員として活動していた元補助憲兵の証言をみると、慰安所の構成は1940年代のものとそう変わらない。
「朝鮮人慰安婦が6、7人。軍の命令という名目で業者を集めた。書類を作った記憶があるから、軍から設営許可をとっていたかもしれない。食料は軍が支給していたが、業者が途中で横流しするので慰安婦たちはいつも飢えていた。慰安所へカンパンを持って行くと女たちがとりあいをした。料金も兵卒1円50銭、下士官2円以上と決まっていたが、慰安婦の手に渡るのは1円で、そこから食費などを差し引くので手許にはほとんど残らなかったようだ」
証言者宣撫工作員
証言者属性日本軍兵士・補助憲兵
部隊名
資料タイトル従軍慰安婦110番 電話の向こうから歴史の声が
著者、公文書発信者など従軍慰安婦110番編集委員会編
公文書宛先
発行日1992.6.15
発行所明石書店
ページ120
出典備考
備考 天津市は北京市の南東にある。
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