出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河北省 保定市 淶水県 |
資料にある地域情報 | 淶水県城内 |
慰安所があった時期 | 1941年12月 |
記載内容 | 北京から保定にいたる易県の、淶水県城にあった第11中隊でのこと。北方トーチカまで、4里の道を行軍すると、兵舎の前に朝鮮慰安婦がいた。まさか第一戦で兵と慰安婦が宿舎をともにしているとは、とても信じられなかった。淶水県城内にも数人の慰安婦がいて、本部へも自由に出入りしていた。 |
証言者 | 津山章作 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 第11中隊 |
資料タイトル | 慰安婦たちの太平洋戦争 |
著者、公文書発信者など | 山田盟子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1991.9.29 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 105-106 |
出典備考 | 津山章作『戦争奴隷』 |
備考 |
北京50万分の1(1933年)の地図によると、保定の北方に「易県」があり、その東方に「淶水」がある。現地図にも同位置に「易県」「淶水県」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図(シリーズL500、1954~)「北平」に「淶水」が記されている。地図の中央左寄りである。テキサス大学図書館公開の中国地図は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-2.jpg |