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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報河北省 衡水市 武邑県
資料にある地域情報河北省武邑県
慰安所があった時期
記載内容河北省武邑県の例ではあるが、元宣撫班員阿部寿も、「兵隊の脱柵姑娘さがし」の苦情が親日組織である商務会(後述)の会長からもち込まれた際、駐屯隊長や憲兵隊長とも協議の末、「最前線の警備任務に当たる若き兵隊ばかり」ゆえ、「明日の命も知れぬ思いの身には、修身教育も道徳教育も能なしという結論に至」り、慰安所設置に動いたことを回想している。
証言者阿部寿
証言者属性日本軍兵士・宣撫班員
部隊名
資料タイトル黄土の村の性暴力~大娘たちの戦争は終わらない
著者、公文書発信者など石田米子・内田知行
公文書宛先
発行日2004.4.25
発行所創土社
ページ334
出典備考堀井弘一郎「山西省における日本軍特務機関と傀儡政権機構ー盂県での性暴力に関連して」/「黄土の群像」興晋会在華業績記録編集委員会編、1983、興晋会、628ページ
備考 『満州帝国分省地図』の衡水の北東に武邑がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・徳県(シリーズL500、1954~)の阜城のほぼ西に「武邑」がある。現在の地図では衡水市武邑県である。テキサス大学図書館公開の中国地図・徳県は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-10.jpg
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