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資料の詳細

出典種別 公文書・軍関係資料等
現在の地域情報河北省 石家荘市
資料にある地域情報石家荘
慰安所があった時期
記載内容控訴人Dは、大正10年10月22日、東京で、朝鮮人の父と日本人の母との間で生まれ、生後すぐ父の故郷である慶尚北道に連れて行かれ、その後忠清南道に移った。昭和13年、数え17歳の時、「日本人の紹介するいい働き口がある」と聞いて行ったところ、日本人と朝鮮人に、芙江から京城、天津を経て連れて行かれた棗強、石家荘、平原、滄縣など中国各地の慰安所において、1日10人ないし30人の軍人に性行為を強要された。慰安所での「身も心も非常に苦しい状態」の中で、アヘンを吸うようになり、アヘン中毒になり、昭和20年春、アヘン治療のために帰国した。その後、子宮の疾病(子宮膣上部切断術又は両側卵巣切除術を受けたもの)を煩ったことがある。
証言者朴福順(金田きみ子・判決では控訴人D)
証言者属性朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトルアジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求訴訟事件 東京高等裁判所判決
著者、公文書発信者など東京高等裁判所
公文書宛先
発行日2003.7.22
発行所
ページ
出典備考『判例時報』1843号39-40ページ/正式名:平成13年(ネ)第2631号核アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求控訴事件 東京高等裁判所判決
備考 現在の地図の保定市の南西に石家荘市があり、石家荘市は河北省の省都である。テキサス大学図書館公開の中国地図・石門(シリーズL500、1954~)に「石門」が記されている。地図の下部左側である。テキサス大学図書館公開の中国地図・石門は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-5.jpg
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