証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報河北省 石家荘市 正定県
資料にある地域情報正定
慰安所があった時期1937年11月前半
記載内容石家荘を経て正定で停まり、戦況上正定の城外で一時滞在ということになった。中隊長が「この滞在中に中隊の慰安行事をしてやりたいが、井上に何かいい案はないか」と言われるので、「中隊長殿、それは城内に最近出来たという慰安所の日本人女性を3人程1日中借り切って、一緒に運動会でもやらせたら皆喜ぶでしょう」と、異国で長い間日本人女性を見ていない若い男達の心境をそのまま答えたが、これは採用されなかった。
証言者井上定人
証言者属性日本軍兵士・陸軍歩兵准尉
部隊名広島歩兵第11連隊第1大隊第3中隊第2小隊
資料タイトル昭和十二年七月におこった 支那事変と私
著者、公文書発信者など井上定人
公文書宛先
発行日1995.11.15
発行所朝日新聞名古屋本社編集制作センター
ページ34
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』の石門(石家荘)の北に正定がある。現在の地図で同所は正定県である。石家荘市は河北省の省都である。テキサス大学図書館公開の中国地図・石門(シリーズL500、1954~)に「正定」が記されている。地図の下部左寄りである。テキサス大学図書館公開の中国地図・石門は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-5.jpg
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