出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河北省 邢台市 巨鹿県 |
資料にある地域情報 | 河北省 鉅鹿県北無塵 |
慰安所があった時期 | 1942年11月頃か |
記載内容 | 1、北無塵慰安所(鉅鹿県北無塵) 北無塵は・・・城壁をめぐらしていたが、貧しい集落であった。ここに私が所属した春2部隊第2中隊が駐屯した時には慰安所がなかったので、中隊本部経理酒保係の下士官は、大隊本部に要請して朝鮮人慰安婦3名が送られてくることになったが、中隊本部の近くに慰安所にむく適当な家屋がなかったので、中隊の兵士の中から建築関係の者に中国人の助手をつけて、城内の片隅に板屋根アンペラ囲いのバラックを建て急ごしらいの慰安所をつくって、3名の慰安婦を置いた。管理は酒保係下士官、衛生面は古参の衛生上等兵が担当した。 |
証言者 | 行田市 田口新吉 78歳 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 証言「従軍慰安婦」―ダイヤル110番の記録― |
著者、公文書発信者など | 日朝協会埼玉県連合会編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.8.15 |
発行所 | 日朝協会埼玉県連合会 |
ページ | 39 |
出典備考 | |
備考 |
『満州帝国分省地図』の順徳の北東に「鉅鹿」がある。北無塵は不明。テキサス大学図書館公開の中国地図・刑台(シリーズL500、1954~)に「鉅鹿」が記されている。内邱のほぼ東方にある。テキサス大学図書館公開の中国地図・刑台は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-9.jpg |