出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河北省 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 河北省 数日前敵地だったところ |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | それはそうとして一般の慰問団なんて一度もお目にかゝれない、兵站か良く来て師団司令部の位置位のものだ。慰安婦もそうであるが、時にはもっと前まで出てくる。主に朝鮮の婦人が多いが、戦いのほんの3・4日前の休養の時、5,6日前までは敵地だった此の地に、それはいつの戦いだったか忘れたが、慰安所なるものが開かれた。そして外出が許可された。外出といっても、部落高台を下りてほんの50メートルも行かない畠の中の、その慰安所へ行く目的だけだ。色々の注意を受けて、薬をもらって、サックを貰って出かける。・・・畠の中の急造のアンペラ小屋は、1間程の間隔でアンペラ1枚を垂れ掛けた間仕切があって、隣を覗こうと思えば覗けて、知らない同志で、「男になろうや」とか「おかみさんによろしく」と冗談口を敲いたりする。 |
証言者 | 証言者不明 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 歩兵第10連隊第2大隊 |
資料タイトル | 白い星 歩兵第十連隊第二大隊本部支那事変従軍戦記 |
著者、公文書発信者など | 長井通泰編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1973.7.8 |
発行所 | 央巧友の会 |
ページ | 108 |
出典備考 | |
備考 |