出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河南省 開封市 |
資料にある地域情報 | 開封(カイフウ) |
慰安所があった時期 | 1942年頃 |
記載内容 | 五中隊は、滑県(カッケン)、開封(カイフウ)、長垣(チョウイン)、柳下屯(リュウカトン)、蘭封(ランプウ)と移駐警備してきたが、どの地域にも兵士の相手をする女性達が屯(たむろ)していた。慰安所といって、朝鮮人の経営者(男)と4,5人の女という構成だった。・・・兵士達に性の欲望があるのは当然だが、初年兵教育中は慰安婦と接することは禁止されていた。一期の検問が終わると星一つの襟章にもう一つ星が加わり、二等兵は一等兵に進級する。教育を終わり一人前になった兵士達は、指揮班(中隊長直轄)や、各小隊に配属され実戦に参加する。その頃になると、慰安所へも誰憚ることなく出入りすることが出来る。一般の兵士は、日曜日に限り外出を許可される。 |
証言者 | 田中義一 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 黄砂の戦場 |
著者、公文書発信者など | 田中義一 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2003.12.8 |
発行所 | 近代文芸社 |
ページ | 150-153 |
出典備考 | 注:154pに「昭和18年11月1日、満期除隊」とあるので、その前年頃のことであろうか。 |
備考 |
p154に「昭和18年11月1日、満期除隊」とあるので、それ以前。 ひらがな、カタカナのルビをカッコ内に記載した。 |