出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河南省 開封市 蘭考県 考城鎮 |
資料にある地域情報 | 考城県 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 終戦間際に満州へ移動したが、それまで黄河の南岸にある覇王城の近くにある考城県にいました。京漢線の鉄路警備が任務でした。・・・慰安所は覇王城に大きなのがあり、考城県に出張所のようなものがありました。覇王城は通過部隊が多い交通の要衡だったので、彼らのために大慰安所があったのでしょう。考城県の慰安所は所在の駐屯部隊用で、慰安婦の数も少なかったため、各隊ごとに日をきめ、利用することになっていました。 |
証言者 | 三田和夫 |
証言者属性 | 日本軍兵士・小隊長 |
部隊名 | 第117師団(防諜名:弘1967部隊)独立混成第87旅団 独立第205大隊第5中隊 |
資料タイトル | 従軍慰安婦〈正編〉 |
著者、公文書発信者など | 千田夏光 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1978.9.30 |
発行所 | 三一書房 |
ページ | 73 |
出典備考 | |
備考 |
開封50万分の1の地図に蘭封の北東に「考城」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・開封(シリーズL500、1954~)の蘭封の北東に「考城」がある。本地図の上部中央右寄りである。現在の地図で同所は蘭考県考城鎮である。なお、旧地図と現在の地図で考城鎮の位置に少しずれが認められる。ここでは緯度経度は現地図でとった。テキサス大学図書館公開の中国地図・開封は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-5.jpg |