出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河南省 平頂山市 葉県 |
資料にある地域情報 | 葉県 |
慰安所があった時期 | 1944年秋 |
記載内容 | 昭和19年の秋、洛陽に入る前だったが、葉県というところに駐屯したことがあった。洛陽の南200キロばかりの町だが、かなり繁昌している町で、人家も多いし水路も発達していたところだ。そこへ突然、慰安部隊がやって来たことがあった。慰安婦たちはトラックに乗ってきたが、全部で10人ぐらいいたということだ。移動慰安部隊とでも言うんだろうかな。駐屯地の真ん中あたりに小屋が建った。そうすると各部隊へ割当の知らせが来る。何日はどこどこの中隊。翌日はどこそこという具合だな。・・・慰安部隊は10日ぐらいは居たろう。それからまたトラックでどこかへ移動して行った。 |
証言者 | 証言者不明 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 戦火の記憶 いま老人たちが重い口を開く |
著者、公文書発信者など | 佐賀純一 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1994.12.20 |
発行所 | 筑摩書房 |
ページ | 49-50 |
出典備考 | ○○「餞別をくれた中国人」 |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・襄城(シリーズL500、1954~)に「葉県」がある。本地図のほぼ中央である。現在の地図で同所は「葉県」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・襄城は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni49-12.jpg |