出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河南省 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 河南省 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | この河南作戦は京漢作戦と呼ばれる大作戦の一部で、はじめての中央軍との戦闘でした。・・・この作戦で我々は、数々の蛮行を重ね、人間としてやってはいけないことの極限までやってしまいました。あるとき一軒の家の中に私が先頭になって入ってみると、部屋の中には何人かの年配の女性がいて、両手を合わせて私に向かい、「タイジン、タイジン」とさかんに拝んでいます。中央にベッドがあり、何事かとのぞきにいった私の前でその老婆が蒲団をめくると、そこに10歳ちょっとくらいの女の子が横たわっており、その子の下半身は血だらけになっていました。私は思わず後ろの部下に出ろといって、そこから出ていきました。 |
証言者 | 近藤一 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 独立混成第4旅団独立歩兵第13連隊第2中隊 |
資料タイトル | ある日本兵の二つの戦場-近藤一の終わらない戦争 |
著者、公文書発信者など | 内海愛子・石田米子・加藤修弘 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2005.1.20 |
発行所 | 社会評論社 |
ページ | 91 |
出典備考 | 山西省性暴力被害者損害賠償請求訴訟(控訴審) 口頭弁論調書、(29ページ)甲97号証 |
備考 |
強かんに関する証言 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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