出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 河南省 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 黄河に近い地域 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | この河南作戦は京漢作戦と呼ばれる大作戦の一部で、はじめての中央軍との戦闘でした。・・・この作戦で我々は、数々の蛮行を重ね、人間としてやってはいけないことの極限までやってしまいました。・・・またあるときは、うちの小隊長が「面白いものを見せてやる」といって兵隊を集め、捕まえた兄妹にその前で性交をさせようとしました。兄妹同士が真っ裸にされ、そういう行為にかかっているんですが、行為そのものはできるはずがありません。・・・兵隊はそれを輪になって面白がって見たのです。私もそれを止めもせず見ていました。この小隊長は自分でも強姦をしました。その時は兵隊4人に手足を抑えさせ、女性のズボンがなかなか脱がせられないと、軍刀で切り裂いて強姦をしました。将校でこんなことをしたのです。 |
証言者 | 近藤一 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 独立混成第4旅団独立歩兵第13連隊第2中隊 |
資料タイトル | ある日本兵の二つの戦場-近藤一の終わらない戦争 |
著者、公文書発信者など | 内海愛子・石田米子・加藤修弘 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2005.1.20 |
発行所 | 社会評論社 |
ページ | 91-92 |
出典備考 | 山西省性暴力被害者損害賠償請求訴訟(控訴審) 口頭弁論調書、(22-23ページ)甲97号証 |
備考 |
強かんに関する証言 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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