資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	山東省　煙台市　招遠市
資料にある地域情報	招遠県城
慰安所があった時期	1943年
記載内容	招遠県城のピー屋は北門を出た右の方にあり、厩（うまや）勤務の兵隊が乗馬運動にかこつけてよく行っていた。古年兵が用を足している間、初年兵は馬の手綱をもたされて待っていた。戦場であるとはいっても古年兵ともなると上官の目を盗んで、でたらめもできた。
証言者	桑島節郎
証言者属性	日本軍兵士
部隊名	独立歩兵第19大隊第1中隊・桐兵団
資料タイトル	華北戦記　八路軍との戦い
著者、公文書発信者など	桑島節郎
公文書宛先
発行日	1978.7.5
発行所	図書出版社
ページ	144
出典備考	1997年12月、文庫版が朝日新聞社（朝日文庫）から刊行。文庫版にあたり「単行本で書き残したことや新たに掘り起こした事実を400字詰め原稿用紙で50枚ほど加筆した」という。文庫版では248ｐで、内容に大きな違いはない。
備考	テキサス大学図書館公開の中国地図・YEN-T'AI（シリーズＬ500、1954～）に「招遠」がある。ここが証言の招遠県城と思われる。地図の中央付近左寄りにある。現在の地図で同所は「招遠市」中心部である。テキサス大学図書館公開の中国地図・YEN-T'AIは次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj51-9.jpg