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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山東省 聊城市 東昌府区
資料にある地域情報東昌(山東省)
慰安所があった時期1942年
記載内容昭和17年に山東省の東昌に居た時、「巡回慰安婦の移動を警備しろ」という、中隊命令がでた。ただちに機関銃中隊の9名が、機関銃を持って大隊本部へ。ほかに小銃隊が15名いて、2台のトラックに分乗した。私の乗ったトラックには、絣(かすり)の着物を着た従軍「慰安婦」が3名乗っていた。・・・古参兵が「俺はお前たちを警備して送るんだが、もしも途中で八路軍に襲撃されて戦死したら、こんなに恥ずかしいことはない」・・・「あたしらだって何も好きこのんで、こんな危ないところに来ませんよ。軍隊の偉い人のお陰で、ここに来ているんですよ」・・・
証言者金子安次
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル伝えたい この思い わたしの戦争体験記・第二集
著者、公文書発信者などがんばれ社民党OB・Gの会
公文書宛先
発行日2006.3.20
発行所イワキ
ページ59-60
出典備考金子安次「「従軍慰安婦」をめぐる現実」
備考 兗州50万分の1の地図には聊城と東昌は並んで記載されている。ほぼ同一の位置にある。『満州帝国分省地図』には東昌とある。テキサス大学図書館公開の中国地図・CHI-NAN(WEST)(シリーズL500、1954~)に「聊城(東昌)」がある。済南の北西である。現在の地図で同所は聊城市東昌府区の中心部である。テキサス大学図書館公開の中国地図・CHI-NAN(WEST)は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-14.jpg
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