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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山東省 棗荘市 滕州市
資料にある地域情報滕県
慰安所があった時期1939年7月
記載内容7月15日・・・目的地の城後荘まで7里だと聞いていたが、滕県に着いてみると、・・・13里はあるよ。・・・どうやら今夜は滕県泊りとなるらしい。・・・
7月16日・・・輜重の兵隊に逢って表通りに出て、半島人(朝鮮人のこと)に聞いたら先刻歩いていた近くにピー屋はあった。成程分らない奥まったところに1人の女がシュミーズのまま腰かけて飯食べていた。何と日本人だ。「いらっしゃい」と言ったまま我々の方を見向きもしない。日本人の商売女は兵隊は相手にしない。将校専用である。その部屋は横に長い家屋を4つに仕切ってあって、三味線がかかっていたのが妙になまめかしい。
証言者野村正太郎
証言者属性日本軍兵士
部隊名第32師団通信隊
資料タイトル補充兵日記 1938-40年
著者、公文書発信者など野村正太郎
公文書宛先
発行日1995.06.04
発行所伝承出版社
ページ136-138
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』に「滕県」がある。徐州の北である。テキサス大学図書館公開の中国地図・滕県(シリーズL500、1954~)に「滕県」がある。地図の左寄り下部にある。現在の地図で同所は棗庄市滕州市である。テキサス大学図書館公開の中国地図・滕県は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-3.jpg
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