出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 山東省 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 山東省 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 純真なもので、彼女等は少し親しくなった兵隊の、洗濯から縫物までしてくれる。・・・しかし、こうした彼女等の裏にあって、「皇軍慰問」と称している引率者の概ねは、悪玉が多いのである。初店や、水上げ女があった時は、そこの駐留隊長に「先ず捧げたてまつり」、御機嫌奉仕を手脱りなくして、陰で「ヘロイン」販売のアルバイトをするのである。・・・私達憲兵は、こうしたアブジイ(親父)達の存在には、懐疑的になっており、この「営業許可?」は、非常にきびしくしていた。又、性病予防の立場から、週に一回、軍医の検診に立会って、不正を防止する任務も憲兵の役目であった。・・・その結果については、直ちに会報を以て、「花子×」「秋子〇」「春子休」と兵隊一般に知らせるのであるが、兵隊も、こうした朝鮮部隊に厭きてくると、次第に猟奇を好み、支那姑娘等を漁り出してくるのだった。 |
証言者 | 竹河信 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 憲兵はザンゲする |
著者、公文書発信者など | 竹河信 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1959.09.15 |
発行所 | 国際観光出版社 |
ページ | 105-107 |
出典備考 | |
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