資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	山西省　太原市
資料にある地域情報	山西省　太原
慰安所があった時期	1942年
記載内容	だから二年兵になって准尉さんの当番兵になっても、まだそういう遊びを知りませんでした。准尉さんはそれを聞いて、連れてってやるということで、初めて太原の慰安所へ行きました。准尉さんが言うには、太原の慰安所は、日本女性の慰安所と朝鮮女性の慰安所と中国女性のと三つに分かれており、日本女性のほうは主に将校が利用する。朝鮮と中国のほうは、兵隊、下士官が利用するということでした。・・・料金は1回で1円20銭だったと思いますが、軍票か、連銀券だったか、何で払ったかはよく覚えていません。でも、銀貨ではありませんでした。お金は本人に直接渡しました。部屋はオンドルつきの6畳間で、何室あったかは分かりません。
証言者	近藤一
証言者属性	日本軍兵士
部隊名	独立混成第4旅団独立歩兵第13連隊第2中隊
資料タイトル	ある日本兵の二つの戦場-近藤一の終わらない戦争
著者、公文書発信者など	内海愛子・石田米子・加藤修弘
公文書宛先
発行日	2005.1.20
発行所	社会評論社
ページ	86-87
出典備考	山西省性暴力被害者損害賠償請求訴訟（控訴審）　口頭弁論調書　（14ページ）甲97号証
備考	テキサス大学図書館公開の中国地図・太原（シリーズＬ500、1954～）に「太原」がある。地図の上部左寄りにある。現在の地図で同所は太原市である。テキサス大学図書館公開の中国地図・太原は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj49-12.jpg