出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 山西省 晋中市 左権県 |
資料にある地域情報 | 山西省 遼県 南山分掌 |
慰安所があった時期 | 1941年春-夏 |
記載内容 | 教育期間が終了したあと、私は南山分哨にある分遣隊に配属されました。この分哨は遼県の南にある小高い山の頂上に作られたトーチカを守りました。・・・古年兵の中には、ひどいことをやるものもおりました。たとえば、彼らは平気で山の下の部落に出かけて「遊んで」きます。土産代わりにハミガキ粉を紙にくるんで持っていき、これは薬だと言って喜ばせるんだそうです。また、民家ににいる農民の夫の方を苦力として遠いところへやり、その妻を強姦したりもしました。あるいは、薪割り、水くみの徴用で分哨に来させ、我々初年兵に「何時間かは帰すな」と言いつけておいて、留守中の家の奥さんを襲うんです。 |
証言者 | 近藤一 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 独立混成第4旅団独立歩兵第13連隊第2中隊 |
資料タイトル | ある日本兵の二つの戦場-近藤一の終わらない戦争 |
著者、公文書発信者など | 内海愛子・石田米子・加藤修弘 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2005.1.20 |
発行所 | 社会評論社 |
ページ | 63-65 |
出典備考 | 注:39pの軍歴には「41年 楡社南方討伐作戦(初年兵最初の討伐戦)南山分遣隊勤務」とある。 |
備考 |
p39の軍歴に「41年 楡社南方討伐作戦(初年兵最初の討伐戦)南山分遣隊勤務」とある。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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