証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山西省 臨汾市
資料にある地域情報臨汾
慰安所があった時期1944年
記載内容私は一人だけ臨汾の野戦倉庫勤務を命じられました。・・・私は倉庫では物品係で、日用雑貨・慰問袋・演習用具・衛生サックなどを扱っていました。・・・臨汾には女郎屋があって、実質的には軍が管理しており、女たちの病気の検査結果も公表されていました。将校・下士官・兵隊ごとの女郎屋があり、また朝鮮人・中国人・日本人の女はそれぞれ別の女郎屋に抱えられていました。兵士達の心はすさんでいましたので、よく女郎屋に行きました。私も例外ではありません。野戦倉庫にいたので、物資を持ち出しては日中からでかけることもありました。ある時は、師団司令部に軍属として配置された日本女性達のうち、余った2名が慰安婦にされて泣いたということも聞きました。
証言者
証言者属性日本軍兵士
部隊名野戦倉庫勤務
資料タイトル続・聞き書き「地域の”戦争の時代”」
著者、公文書発信者など記録者:青柳忠良
公文書宛先
発行日2002年
発行所私家版
ページ54
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・臨汾(シリーズL500、1954~)に「臨汾(平陽)」がある。地図の「EK4-9」付近である。現在の地図の長治市の西方に「臨汾市」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・臨汾は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj49-15.jpg
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