証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山西省 運城市 夏県 曹張村
資料にある地域情報曹張鎮
慰安所があった時期1939年7月
記載内容そのころ、曹張鎮駐屯地には、女性は、日本人が5~6名・半島系が20~30名ほどいた。・・・彼女達は、通常、週に1回、軍医が検診し、師団軍医部に報告していた。ある日、半島系の彼女達は、検診の順番を間違えたと、集団で、頭突きの派手な喧嘩をやったことがある。なお運城の彼女たちは、半島系が約300名、日本系が50~60名ぐらい。カフェーは、時雨・木蘭・千鳥・大陸・大国など、10軒ほどであり、戦友諸兄にも、思い出は尽きないものと思われる。
証言者井星登
証言者属性日本軍兵士・軍医
部隊名捜索37連隊
資料タイトル黄塵赤塵―第37師団戦陣こぼれ話
著者、公文書発信者など藤田豊
公文書宛先
発行日1986.12.01
発行所第37師団戦記出版会
ページ236-238
出典備考井星登「薊のお芳」
備考 夏県中心部の北西方向に「曹張村」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・新絳(シリーズL500、1954~)に「曹張鎮」がある。夏県の北西、地図の「0-0」付近である。現在の地図で同所は「夏県曹張村」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・新絳は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni49-3.jpg
テキストのコピーはできません。