出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 安徽省 宿州市 |
資料にある地域情報 | 宿県(徐州南方80km) |
慰安所があった時期 | 1943年春から夏 |
記載内容 | 宿県の市中には、検診制度のある公娼も、いかがわしい私娼も多かったのであるが、・・・料金も安かったので、兵隊の中には、禁を犯して遊び、勲章を貰って帰る者が跡を断たなかったのである。・・・外出者には洩れ無く、「鉄カブト」と称するルーデサックを2個と、「性避膏」という小さなチューブ入りの塗布薬が配られ、更に、兵舎の壁には、登録娼婦の名簿と検診結果が張り出される念の入れようであった。 |
証言者 | 栗本雅弘 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 歩兵第81連隊 |
資料タイトル | ブーゲンビル島に闘う |
著者、公文書発信者など | 栗本雅弘 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1977.12 |
発行所 | 自費出版 |
ページ | 12 |
出典備考 | |
備考 |
徐州市の南方に宿県(現・宿州市)がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・亳県(シリーズL500、1954~)に「臨淮関」がある。地図の右端中央上寄り「9-2」にある。現在の地図で同所は「宿州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・亳県は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-10.jpg |