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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報安徽省 宣城市 広徳県
資料にある地域情報安徽省 広徳
慰安所があった時期1945年3月
記載内容(26)慰安所の開設
移駐が終わるや否や部隊長から、副官と私にとんでもない命令が出された。それは、慰安所開設の命令であった。・・・
慰安所は専門家が経営するにしても住宅、衣服、食糧は主計が面倒を見、医務、衛生の面では軍医が面倒を見るため、いつも慰安所へは出入しなくてはならず、軍医には物好きな人が多くて、各部将校のよしみで主計も検梅に立会えなど、誘われて困った事もあったが、慰安所は連日、大変な賑いであった。
証言者小関文彦
証言者属性日本軍兵士
部隊名第611大隊
資料タイトル下級陸軍経理将校の思い出-中国戦線末期-
著者、公文書発信者など小関文彦
公文書宛先
発行日1986.5
発行所私家版(東京都新宿区)
ページ80
出典備考
備考 広徳県は宣城市の東方、杭州市の北西にある。テキサス大学図書館公開の中国地図・宣城(シリーズL500、1954~)に「広徳」がある。地図の上部中央「3-2」にある。現在の地図で同所は「宣城市広徳県」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・宣城は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-8.jpg
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