出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 安徽省 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 洋林橋付近の戦闘、大隊本部 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 自9月5日至9月6日 洋林橋付近ノ戦闘・・・ 本部は大きな池に面した聚落としては立派な農家に置かれていて、左から医務室、本部、その背后に経理部とその間の右端に機関銃隊本部、少し隔てゝ輜重隊と厩、更に鉄条網を越えて水田の向こうに慰安所が設けられていた。本部の背後は屋根瓦が覗く程度の低い木立ちの土堤、守るには如何にも絶好の地の利に恵まれていた。その土堤の反対側から不意にパンパンと射って来る。・・・そのうち、とうとう隣接の慰安所が襲撃を受けた。夜の白むのを待って馳せつけてみると、半島人の主をはじめ慰安婦達が後ろ手に縛り上げられていて、酒や煙草や缶詰類が悉く持ち去られてしまった。 |
証言者 | 土井清 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 歩兵第109連隊 |
資料タイトル | 揚子江岸警備 歩兵第百九連隊 |
著者、公文書発信者など | 山下辰雄 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1991.09 |
発行所 | 私家版(京都市右京区) |
ページ | 325 |
出典備考 | 土井清「中支戦線の一補充兵」 |
備考 |