証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報江蘇省 揚州市
資料にある地域情報江蘇省 揚州
慰安所があった時期1938年
記載内容楊州銀座街(繁華街なので名付けた)に3階建の大飯店を接収して軍慰安所に充当した。当初支那姑娘60名を以て発足した。開店1ヶ月後、内地より慰安婦30名が到着、更に朝鮮娘20名が補充せられ、総勢110名の慰安婦となり、慰安所は連日連夜殷賑を呈したのである。将兵の慰安所利用規定を設け月2回の検診で性病の予防につとめると共に慰安と衛生に関しては軍医の協力を得て、万全の措置を講ぜられたのである。料金は1時間1円50銭と定め延長は認めないのを原則とした。・・・
楊州における慰安所の入場許可証(キップ)は将校、下士官、兵の三段階になっていた。1時間1円であったが、1時間もねばる者もいないし、30分位で退去して来るのだが、余力のある者は更に1円追加して1時間遊ぶということもあった。
証言者林為之
証言者属性日本軍兵士
部隊名通信班
資料タイトル歩兵第6連隊歴史 追録第2部
著者、公文書発信者など名古屋歩六会
公文書宛先
発行日'-
発行所私家版
ページ97-98、118
出典備考林為之「懐かしい楊州駐屯の思い出」
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・南京(シリーズL500、1954~)に「江都(CHIANG-TU(YANGCHOW))」がある。YANGCHOW」とは揚州のこと。地図の中央上寄り「2-8」にある。現在の地図で同所は「揚州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・南京は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-16.jpg
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