資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	江蘇省　揚州市　儀徴市　十二圩
資料にある地域情報	十二扞
慰安所があった時期
記載内容	其の後、十二扞に行きましたが此処は1週間に1回あて、中隊の衛生上等兵が検査に来ておりました。其の外にモグリの淫売婦もおりました。十二扞には60万表の塩の山があり、警備の兵隊は塩を持ち出し、その塩と交換で女をもとめ、そこいらの空家で消毒せず、抜身でモグリ女を利用して淋病、其の他にかかり、准尉（昔の特務曹長）に怒られながら入院した者も居りました。
証言者	匿名
証言者属性	日本軍兵士
部隊名	旭川歩兵27連隊
資料タイトル	従軍慰安婦〈続編〉
著者、公文書発信者など	千田夏光
公文書宛先
発行日	1978.9.30
発行所	三一書房
ページ	139
出典備考
備考	南京50万分の1の地図に、鎮江市の長江対岸の西方に「十二圩」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・南京（シリーズＬ500、1954～）に「十二圩」がある。地図の揚子江沿岸「7-1」にある。現在の地図で同所は「儀徴市十二圩」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・南京は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-16.jpg