資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	江蘇省　無錫市　宣興市
資料にある地域情報	宣興
慰安所があった時期
記載内容	中支の漢口、ホンジュウ、安陸、宣興という所に駐屯していたわけです。師団長は山下奉文でした。・・・その宜興という所は、第一線部隊で、毎晩敵との遭遇があるわけです。それで、毎日1～2時前後には、1回から2回はやっているわけです。そこに15名ほどの慰安婦さんがおったわけですが。・・・どんな所かないうので、私も休みの日行ったら、向こうのオーナーが「ぜひ入ってくれ」と言うて、ひきずられるように入って。中国のお酒を出してくれて。4畳半か6畳か、4畳半くらいの部屋だったかな。・・・第一線は15人全員、朝鮮人でした。そのオーナーも、日本語がほとんどわからない朝鮮の30歳前後の、がっちりした体格の方でした。
証言者	78歳　男　兵庫県
証言者属性	衛生兵兵長
部隊名	大阪4師団
資料タイトル	性と侵略――「軍隊慰安所」84ヶ所　元日本兵らの証言
著者、公文書発信者など	1992・京都「おしえてください！『慰安婦』情報電話」報告集編集委員会
公文書宛先
発行日	1993.7.31
発行所	社会評論社
ページ	122
出典備考
備考	宣興は、無錫市の西方にある。旧地図には「宣興」とあるが、現地図では「宜興」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・武進（シリーズＬ500、1954～）に「宣興」がある。地図の右端中央下寄りの「6-7」にある。現在の地図で同所は「宣興市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・武進は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-4.jpg