証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報浙江省 杭州市
資料にある地域情報杭州
慰安所があった時期1938年1月末
記載内容蘇州から上海に帰り幾日もなく、兵站部隊長会議があるのでまた杭州に出かける。兵站監部参謀長、谷田大佐以下各部長と同行、兵隊がいっぱい乗った貨車で出かける。〔兵隊の中に慰安婦も同席していた〕。・・・〔会議で聞いた話。中支現在の兵力は約30万、馬7万。上海兵站病院の患者2600名のうち300名が花柳病。会議でなく、これはある将校から聞いたことであるが、杭州湾入陸後のこと、病気になった慰安婦を隔離してある所に兵隊がやってきた。これは病気になるといけないといっても、兵隊たちは病気になってもいいからやらせてくれといったそうである。これが若さというものである。これが血気というものである。私はそう思った。〕
証言者佐々木元勝
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル続野戦郵便旗
著者、公文書発信者など佐々木元勝
公文書宛先
発行日1973.7.10
発行所現代史出版会
ページ20-21
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・HANG-CHOU(シリーズL500、1954~)に「杭州」がある。地図の左下「2-5」にある。現在の地図の同所は「杭州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・HANG-CHOUは次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh51-5.jpg
テキストのコピーはできません。