出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 上海市 |
資料にある地域情報 | 上海 |
慰安所があった時期 | 1932年 |
記載内容 | だいたい、上海ですわ。昭和7年の3月。昭和6年の満州事変から引き続き、上海のほうへまわったんです。その当時兵隊が8円の月給で、1回の性交で1円の支払いをしているわけですわ。1泊すれば、当時3円です。中国本土では、だいたいこれが相場です。結局、自主的にボスがおって。それで朝鮮の婦人を5人とか10人ぐらい連れて、部隊の前線に行って。家を借りて、私企業で営業しておったですな。・・・だから、従軍慰安婦といいますけど、慰安婦も二種類あるんですわ。軍のほうで連れてきたのと、私企業でやっておるのと。・・・ (住んでいた家というのは?)中国人の空き家があるんですわ。大きな家を借りてね。アンペラというので、部屋を仕切って。そしてそこで営業する。 |
証言者 | 82歳 男 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 性と侵略――「軍隊慰安所」84ヶ所 元日本兵らの証言 |
著者、公文書発信者など | 1992・京都「おしえてください!『慰安婦』情報電話」報告集編集委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.7.31 |
発行所 | 社会評論社 |
ページ | 127-128 |
出典備考 | |
備考 |