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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報上海市
資料にある地域情報上海の米国か仏国かの租界近く
慰安所があった時期
記載内容同原告は、上海のアメリカ人かフランス人の租界区の近くにある「陸軍部隊慰安所」と書かれた看板が掲げられた長屋に連れて行かれた。同原告を勧誘した日本人の男性が慰安所の主人(以下、単に「主人」という。)であった。同長屋は、人が2人やっと寝ることができる程度の広さで、窓のない30室位の小部屋に区切られており、同原告は、その一部屋を割り当てられた。同原告は、同所で炊事・洗濯の仕事をさせられるものと思っていた。ところが、同長屋の一部屋を割り当てられた翌日、カーキ色をした陸軍の服を着た日本人の男が部屋の中に入って来て、同原告を殴って服を脱がせたため、同原告は悲鳴を上げて逃げようとしたものの、部屋の戸に鍵がかかっており、逃げることができなかった。その日から、同原告は、同部屋において、生理の時を除いて毎日朝9時から夜2時くらいまで、軍人との性交渉を強要され、もって強姦され続けた。主人の妻が軍人からお金をもらっていたが、同原告は一度もお金をもらったことはなかった。
証言者河順女
証言者属性朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル釜山従軍慰安婦・女子勤労挺身隊公式謝罪等請求訴訟事件 最終準備書面
著者、公文書発信者など原告ら訴訟代理人
公文書宛先
発行日1997.6.16
発行所
ページ66-67
出典備考正式名:関釜裁判 平成4年(ワ)第349号 平成5年(ワ)第373号 平成6年(ワ)第51号最終準備書面 原告ら訴訟代理人 弁護士山崎吉男ほか10名/あやまれ そしてつぐなえ PART3 関釜裁判 判決文全文(戦後責任を問う・関釜裁判を支援する会編)
備考
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