出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 上海市 |
資料にある地域情報 | 上海 |
慰安所があった時期 | 1938年 |
記載内容 | 1938 年、20 歳の頃、2 人の男が近づいて来て「腹いっぱいご飯が食べられる職場を紹介してやる」と誘われました。すぐついて来いと言われ、父母に話す時間もないまま、駅に連れて行かれました。15 人位の娘達と一緒に、3 日間、汽車に乗り、到着すると上海だと教えられました。宿舎は粗末なテントで、1 週間が過ぎた頃、1 人ずつテントに入れられ、目の前に立っていたのは軍人でした。必死で抵抗しましたが、その日から、軍人の相手をする生活が始まりました。水曜日は将校達の日で、他の曜日は下士官でした。将校と下士官が女達を取り合い、刀を振り回した時にお腹を切られ、その傷跡が残っています。女達は20 名程いました。週に1 回、性病検査があり、病気になると1-2 日休めるので、病気になればいいと祈っていました。 |
証言者 | 李順玉(仮名) |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 朝鮮人軍隊慰安婦 韓国女性からの告発 |
著者、公文書発信者など | 金文淑 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1992.7.30 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 265-269 |
出典備考 | |
備考 |