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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報上海市 楊浦区 東沈家宅
資料にある地域情報上海軍工路近くの楊家宅
慰安所があった時期1942年
記載内容私は悪運が強いというのかしら、ラバウルが陥落するちょっと前、上海へ行かないか、という誘いがあったの。・・・上海はわりあいのんきだった。私の行ったのは、上海軍工路の近くの楊家宅というところだけど、ここはちょうど内地の吉原や洲崎みたいに、軍営の慰安所がまるでアパートのようにずらっとならんでいたの。その端にある××という小料理屋が私の仕事場。でもここで商売したのは3ヵ月くらいで、半年も休んでしまったわ。というのは、性病がはやちゃったのよ。
証言者高安やえ
証言者属性日本人被害者
部隊名
資料タイトル続戦中派の遺言
著者、公文書発信者など戦中派の会編
公文書宛先
発行日1979.8.15
発行所櫂書房
ページ209-212
出典備考高安やえ「女のラバウル小唄ー従軍慰安婦たちの空しい死ー」
備考
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