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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報上海市 虹口区
資料にある地域情報上海の横浜橋
慰安所があった時期
記載内容朝鮮女性多い軍人専用・横浜橋従軍慰安所
軍人専用の慰安所は、海軍陸戦隊の本部のある辺りに、“横浜橋(ワンパンショ)”というのがありました。その横浜橋については、ちょっとした電話のやりとりで、〈海乃家〉とトラブルがあったのです。うちの留守番をやっている軍需部書記のおじさんが、「いまから、横浜橋に生意気なヤツがいるから、文句を言いに行くぞ。君のこいや!!」と言うので、私もついて行くことになり、2人で自転車をこいで行きました。不思議なことに、横浜橋の場合は2階に帳場があり、そこに入っていって、文句を言いましたね。・・・その時の経営者は、朝鮮人でした。何か奇異な感じを持って帰ってきましたよ。陸戦隊の近くに、6,7軒の家がありましたから、たまたま、その中の1軒の経営者が朝鮮人といいますか、当時ですと、朝鮮出身の日本人だったんですね。半島の北か南かはわかりませんが、横浜橋の方は朝鮮人が多かったです。軒数が多かったので、慰安婦は、1軒につき、だいたい10人前後いたのではないでしょうか。〈海乃家〉の場合は、軍属専用の独占企業でした。海軍軍人の慰安所については、横浜橋に6・7軒、ズラッと並んでいたのを思い出します。・・・横浜橋は、あくまでも、下士官兵クラスの慰安所で、将校用は別にあったようです。
証言者華公平
証言者属性慰安所経営者の息子
部隊名
資料タイトル従軍慰安所〔海乃家〕の伝言 海軍特別陸戦隊指定の慰安婦たち
著者、公文書発信者など華 公平
公文書宛先
発行日1992.8.15
発行所日本機関紙出版センター
ページ90-91
出典備考
備考 北四川路を北上し、運河を渡ったところに「横浜橋」がある。例えばアジア歴史資料センター:B13080908000の上海市街図を参照のこと。
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