出典種別 | 目撃証言 |
---|---|
現在の地域情報 | 上海市 |
資料にある地域情報 | 上海周辺の農村 |
慰安所があった時期 | 1937年11月 |
記載内容 | 金さんの家にも、ある日、15,6人の日本軍が現われた。この時19歳だった金さんは、他家に引きとられており、また父親は労工に出て不在だった。結局在宅していたのは、金さんの母と兄弟のほか、伯父や伯母の家族を含めての17人である。兵隊たちは金さんの従兄弟の嫁(26)と、隣の家の16歳の娘を連れ出して、輪姦した上、「ここを離れるな。逃げたりすると命はないぞ」と言い残し、その日は引揚げた。ところがあくる日、また同じ日本軍が現れた。隣の娘が逃げたことを知ると、一家を全員外庭に出して一列に並べ、銃剣や小銃で皆殺しにした。 |
証言者 | 金月妹 |
証言者属性 | 52歳・人民公社所属 |
部隊名 | |
資料タイトル | 中国の日本軍 |
著者、公文書発信者など | 本多勝一 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1972.7.20 |
発行所 | 創樹社 |
ページ | 55 |
出典備考 | |
備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
|