証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 公文書・軍関係資料等
現在の地域情報上海市
資料にある地域情報上海
慰安所があった時期1932年1月
記載内容被告人村上富雄は昭和5年11月頃より中華民国上海に於て其の雇入に係る婦女をして同地駐屯の帝国陸軍軍人を顧客とし醜業に従事せしめ居たるところ昭和7年1月所謂上海事変の勃発に因り多数帝国海軍軍人の駐屯を見るに至りたるを以て海軍指定慰安所なる名称の下に従来の営業を拡張せんことを欲し・・・専ら醜業に従事するものなることの情を秘し単に女給又は女中として雇ふものの如く欺罔し□□誘惑して上海に移送せむことを謀議し・・・協議せる前記方法に依り婦女を誘拐して上海なる前示慰安所に移送せむことを諮りたるところ被告人・・・孰れも之に賛同し・・・よって執れも上海行を承諾せしめたる結果
(イ)同年3月14日長港出帆の上海丸に・・・等3名を
(ロ)同年4月1日同港出帆の長崎丸に・・・を
(ハ)同月8日同港出帆の前記汽船に・・・等7名を
(ニ)同月12日同港出帆の浅間丸に・・・等3名を
(ホ)同年5月6日同港出帆の上海丸に・・・を順次乗船せしめてこれを誘拐したる上各其の翌日同女等を・・・上海に上陸せしめ以て同女を帝国外に移送したるものなり。
証言者
証言者属性
部隊名
資料タイトル国外移送誘拐被告事件 長崎控訴院判決
著者、公文書発信者など長崎控訴院第1刑事部
公文書宛先
発行日1936.9.28
発行所
ページ59-96
出典備考wam公文書サイト:J_C_002/昭和11年(つ)第55号
備考
テキストのコピーはできません。