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資料の詳細

出典種別 公文書・軍関係資料等
現在の地域情報湖北省 武漢市
資料にある地域情報漢口
慰安所があった時期1938年9月
記載内容漢口においては、1938年9月14日の在上海「連絡会議」の決定により、漢口の居留民の復帰を認め、そのなかでも「特ニ軍隊又ハ軍人、軍属ヲ対象トスル商業従事者、飲食店業者、並ニ民団役員、運輸業者」が優先的に認められた。居留民以外の場合は、復帰希望居留民の輸送に余裕ができたあとに、「進出後速カニ営業ヲ開始シ得ルモノ」が優先的に
認められた。しかし、「軍隊慰安所開設ノ為進出スルモノ」に対しては、何の制限も加えられなかった。日中戦争以前の漢口では、朝鮮人は数名に過ぎなかったが、その後急造し、1939年1月末現在、在漢口領事館の許可を受けた「身許確実ナラサル弱キ婦女ヲ伴ヒテ軍人、軍属ヲ相手トスル営業者」が、飲食店214軒、カフェー19軒、喫茶店17軒、料理屋8軒を営業していた。また、「軍慰安所」も20軒あり、「今後ニ於テモ便船毎ニ激増ノ傾向」にあった。
証言者
証言者属性
部隊名
資料タイトル日本の軍隊慰安所制度と朝鮮人軍隊慰安婦
著者、公文書発信者など尹明淑
公文書宛先
発行日2003.2.20
発行所明石書店
ページ357
出典備考在漢口日本総領事館警察署「在留民の営業状態」『上海警務部長管内巡視報告』1940.4-5
備考 アジア経済研究所所蔵/テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「漢口」がある。地図の左側中央「3-8」にある。現在の地図で同所は「武漢市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
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