| 出典種別 | 兵士の回想録等
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| 現在の地域情報 | 湖北省 武漢市 |
| 資料にある地域情報 | 武漢 |
| 慰安所があった時期 | 1940年7月頃 |
| 記載内容 | ここに一枚の古い写真がある。中央に県知事の呉錫卿氏が座り、その右に私がおり、10名の女性がとり囲んでいるもので、女性は着物を着ているが全部朝鮮の人である。当時この町には約500名の兵隊がいたので、だいたい基準の人員だと思われる。彼女たちは、兵隊さんのためにたいへんよくつくしてくれた。性病予防のためには、連隊の軍医が検診にあたってくれた。この町は連隊本部があったから比較的よかったが、第一線の分屯中隊からは、たびたび女性の巡回奉仕を要求された。トラックに乗せて、護衛一個班をつけて出発させるのだが、何ともいえぬ哀調のただよう風景だった。 |
| 証言者 | 長嶺秀雄 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士 |
| 部隊名 | 歩兵第8連隊、乙副官、軍政兼務 |
| 資料タイトル | 戦場 学んだこと、伝えたいこと |
| 著者、公文書発信者など | 長嶺秀雄 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1997.6.1 |
| 発行所 | 並木書房 |
| ページ | 207 |
| 出典備考 | 著者経歴に「15年3月連隊乙副官、7月中国に移駐。16年7月まで中国武漢地区で作戦(中尉)」とある。 |
| 備考 |
著者経歴に「15年3月連隊乙副官、7月中国に移駐。16年7月まで中国武漢地区で作戦(中尉)」とある。
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