証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 武漢市
資料にある地域情報湖北省 漢口
慰安所があった時期
記載内容首都南京にも劣らない漢口の繁華街で、自由に飲み食いできる魅力は絶大なものだった。・・・日曜日ごとにこの楽しみは続いた。腹一ぱい食うものは食い飲むものは飲んで、街をぶらつき、映画などみて帰隊するのだが、おいおい次の何かを求めてある日、「ピーヤをのぞいてみようか」戦友と連れだって足を運んでいた。「ピーヤ」と呼ぶ軍公認の慰安所には、順番を待つ兵隊たちで庭いっぱいの列が道路まではみだしていた。そして、行列は終日続くという。下半身裸体のみでことをすまし、帰ってゆく兵隊たちを次々と処理する朝鮮婦人数人の、名実ともの肉体重労働には恐れ入るばかりだった。
証言者証言者不明
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル悠々たる長江の流れ 独立工兵隊第六十大隊の足跡
著者、公文書発信者など独立工兵隊第60大隊戦友会
公文書宛先
発行日1986.10.30
発行所私家版(仙台市)
ページ356
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「漢口」がある。地図の左側中央「3-8」にある。現在の地図で同所は「武漢市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
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