出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 湖北省 武漢市 |
資料にある地域情報 | 武漢 |
慰安所があった時期 | 1939年7月 |
記載内容 | 武漢大学は公園にする計画中だとかのことである。丘陵の樹木に屋根瓦の朱い洋館の2,3軒は慰安所になっている。サーヴィスだけの姑娘がいる。「姑娘、面子天宝なー」奇麗な姑娘はこういわれると、可愛いげに答える。「そんなことないよ」難民区からきた姑娘たちではあるが、いいのがいる。姑娘のなかにはまた煙草を吸い過ぎて息の臭いのがいる。翡翠を表面にした金歯を入れた痩せこけたのもいる。この慰安所に泊ってしまう者も多い。 |
証言者 | 佐々木元勝 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 続野戦郵便旗 |
著者、公文書発信者など | 佐々木元勝 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1973.7.10 |
発行所 | 現代史出版会 |
ページ | 292-293 |
出典備考 | |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「漢口」がある。地図の左側中央「3-8」にある。現在の地図で同所は「武漢市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg |