証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 武漢市 新洲区 三店
資料にある地域情報三店子
慰安所があった時期1939年
記載内容2年半に及ぶ戦場生活では、無数のクリークの水を飲んだが、ここ三店子が一番清澄だった。無風快晴の第1日は勤務も免除されて、厩の清掃をしてから、下着の洗濯、靴の手入れなどをしたが、1月4日といえば日本ではまだ松の内、夜になると通気の悪い屋内で酒宴が張られた。酒保品として日本酒が届いたと聞いた。分隊長も古参兵も酔っていた。そしてそこには2人の日本の女が兵隊と同格に飲み、酔い、唄っていた。・・・その彼女たちが、特殊慰安婦と呼ばれる朝鮮人女性であることはその夜の中に聞き知った。
証言者植村鶴吉
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル湖北省侵攻記 陽羅から龍仙舗まで
著者、公文書発信者など植村鶴吉
公文書宛先
発行日2005.12.8
発行所湖北省侵攻記刊行委員会
ページ42-43
出典備考「三店子から団風へ」の項での記述。
備考 現地図の武漢市新洲区の北に「三店」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)の武昌の北東に「新洲」があり、その北に「三店市」がある。地図の「8-2」にある。現在の地図で同所は「武漢市新洲区三店」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
テキストのコピーはできません。