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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 鄂州市 鄂城区
資料にある地域情報卾城
慰安所があった時期
記載内容鄂城警備
武昌の町に外出した。皇軍慰安所が沢山あった。・・・武昌より、乗馬で、移動を始めた。何日目かに、卾城に着いた。本部と、第1中隊。及びMG中隊は、卾城警備に、第2中隊、久保隊は鉄山警備に向かった。此所卾城は、東西南北に大きな門があった。回りは城壁で囲まれている。・・・
卾城に酒保も、慰安所も出来た。酒保ではアンマキも売っていた。慰安所には、支那人の女が、4,5人いた。日本名で竹子、松子、花子等、名を付けていた。兵の行く時間はきめられていた。駅でキップを買うように、皆一列に並んで順番を待つ。
証言者保木忠彦
証言者属性日本軍兵士
部隊名天谷部隊気付佐伯部隊山崎隊川島小隊光明院分隊
資料タイトル最後の騎兵隊
著者、公文書発信者など編集 筒井修・今原旭
公文書宛先
発行日1984.5.14
発行所私家版
ページ69-70
出典備考保木忠彦「中支への出発」
備考 武昌50万分の1の地図に、黄州(黄岡)の揚子江対岸に鄂城がある。現在の地図では鄂城は「鄂州市」中心部である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「鄂城」がある。揚子江南岸沿い、地図の中央下寄り「9-6」にある。現在の地図で同所は「鄂州市鄂城区」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
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