出典種別 | 兵士の回想録等 |
---|---|
現在の地域情報 | 湖北省 咸寧市 |
資料にある地域情報 | 咸寧付近の村 |
慰安所があった時期 | 1938年12月頃 |
記載内容 | そんなことで日を送っているうちに、また部隊の移動がはじまった。いつものことであるが、長い警備のあとの行軍というものは、身にこたえる。いくらも歩かないうちに、足腰は痛むし、足のうらにはマメができる。やがて行軍になれてくると、足の痛みなどはなくなってしまうのである。この移動には、酒保はもちろん、支那娘子軍まで同行した。だから、いつにない、呑気な行軍であった。移動さきは、梁子湖の西南、咸寧の近くの、とある小さな部落であった。 |
証言者 | 赤星昴 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 歩兵第45聯隊 |
資料タイトル | 江南の春遠く |
著者、公文書発信者など | 赤星昴 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1968.9.30 |
発行所 | 三田書房 |
ページ | 186 |
出典備考 | |
備考 |
咸寧は武漢市の南にある。テキサス大学図書館公開の中国地図・修水(シリーズL500、1954~)に「咸寗」がある。地図の「3-0」にある。現在の地図で同所は「咸寧市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・修水は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-9.jpg |