証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 随州市 広水市
資料にある地域情報應山
慰安所があった時期1940年
記載内容隊員全員の強い要望をいれて、応山城内軍酒保に諸物資購入のための使役兵を10名編成した。・・・城内までは6キロもあり、往復12キロを歩くことを考えると口や胃よりも肝心の脚の方が承知してくれない。結局中隊から健兵を10人選抜し、松本少尉が引率して、それにかねてから挑発している驢馬をひいて行き、中隊員全員の希望する品々を購入して戻る役目を引を受けた。・・・しかし時間の余裕は30分くらいしかないので全員が交替して遊ぶことは無理で、当然のことに初年兵の某を驢馬の番に残して、1分でも時間を惜しむといったように慰安所に直行した。部隊の主力の出動している、しかも午前中ということで、慰安婦の姑娘たちの体は空いており、30分で各々満足のいく愉楽を達成した。松本少尉の登楼した慰安所は朝鮮屁の千鳥楼であった。千鳥楼の千鳥という娼妓であるから、楼のナンバーワンであろう。
証言者森金千秋
証言者属性日本軍兵士・兵長
部隊名39師団(藤)、第11軍(呂武集団)の戦闘序列に入る。
資料タイトル太平洋戦争ドキュメンタリー第22巻 栄光マラソン部隊 他4篇
著者、公文書発信者など中村正利
公文書宛先
発行日1970.12.31
発行所今日の話題社
ページ278
出典備考森金千秋「宜昌作戦突撃小隊」
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸(シリーズL500、1954~)に「応山」がある。地図の右側中央上寄り「6-0」にある。現在の地図で同所は「広水市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-4.jpg
テキストのコピーはできません。