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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 随州市 曽都区 浙河鎮
資料にある地域情報浙河
慰安所があった時期1939年
記載内容昭和14年より19年まで、私たちの部隊は武漢三鎮守備の第一線として漢口北方300kmの浙河に駐屯致しました。・・・この城内には以上の部隊のほか特別第1慰安所(通称第1トイ)第2トイ第3トイ第4トイと4軒の慰安所がありました。各トイには20数名 計100名の慰安婦がおり 将兵の性的要求を満たしていました。慰安婦はすべて朝鮮の女性で漢口まで出なくては日本の女性に接することはできませんでした。・・・料金は下士官兵は1時間1元(軍票)で将校は1泊5元と決められていました。・・・私たち部隊では将校集会所があり、新年会、忘年会その他大きな作戦終了慰労会、連隊長 師団長の検閲の際など将校集会所で宴席を設けました。この席で酌婦として侍るのはすべてこの朝鮮慰安婦でした。宴席半ばになると連隊副官から「あの娘に今晩隊長の夜とぎをさせよ」と耳打ちをされます。この娘との交渉も大隊副官の役目でありました。
証言者前田修一
証言者属性日本軍兵士・大隊副官
部隊名
資料タイトル砲音(改訂版)
著者、公文書発信者など前田修一
公文書宛先
発行日1996.12.30
発行所私家版(静岡市)
ページ183-184
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸(シリーズL500、1954~)に「浙河」がある。地図の「3-0」にある。現在の地図で同所は「浙河鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-4.jpg
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