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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 荊門市 京山県 永隆鎮
資料にある地域情報永隆河
慰安所があった時期1939年
記載内容永隆河の思い出が頗る多いようですが、もう一つ、駐留が少し永びくと、明日消えるやも知れぬ命の戦隊に若い男子の集りですから、そこに慰安の設備を要することは当然の成り行きです。慰安施設の主たるものはご存じピー屋です。然るに、あまり真面目できちょうめんな隊長さんは、左様なもの一切無用と厳禁をする人もあるのです。・・・そこで私は永隆河の駐屯地の中え内密に設けて軍医の検診を厳重にして衛生部には遺憾のないようにして、もし上司からお咎めがあれば私がその理由を申述べて処分を受けるべく覚悟して居りました処幸に性病患者発生もなく、又おとがめもなく過ぎ隊員の慰安も相当に出来たと思って居りました。
証言者西川
証言者属性日本軍兵士
部隊名騎兵第4旅団機関銃隊
資料タイトル騎兵第四旅団機関銃隊誌
著者、公文書発信者など三島鉱太郎・小川要次郎編
公文書宛先
発行日1972.2.20
発行所元騎兵第4旅団機関銃隊MG会本部
ページ82
出典備考
備考 アジア歴史資料センター:C12122433500の2159-2160「騎兵第四旅団司令部略歴」によると、「14.3.19 湖北省京山県永隆河に駐屯 漢水左岸地区警備」とある。永隆河は京山県にある。武昌50万分の1の地図に、京山の南西、沙洋鎮の東に「永隆河鎮」がある。同所は現在の地図では「永隆鎮」である。
テキサス大学図書館公開の中国地図・孝感(シリーズL500、1954~)に「永隆河」がある。地図の左上「7-0」にある。現在の地図で同所は「永隆鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・孝感は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-8.jpg
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