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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 宜昌市
資料にある地域情報宜昌
慰安所があった時期
記載内容それには、安田上等兵は兵の身分にも拘わらず金遣いが荒く、この金は妹から送金して貰らっていると云うが、慰安所の慰安婦田中明美と呼ぶ女を殆んど独占し、部隊でも注意人物になっている。無理もない。安田は何しろ通称「宜昌の虎」という異名をつけられている名代の不良兵である。・・・安田はすぐさま逃亡の駄賃に石濱兵長の拳銃、腕章を奪い鉄条網を滑り抜いて霧島館に飛び、明美を連れ出して共に渡欧芒したのだった。・・・ユリも周芳も今では部隊のマスコットのように騒がれ、例の明美のいた霧島館という慰安所の女・・・
証言者宮崎清隆
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル軍法会議
著者、公文書発信者など宮崎清隆
公文書宛先
発行日1953.9.15
発行所富士書房
ページ127-128、156,167
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・宜昌(シリーズL500、1954~)に「宜昌」がある。地図の左上「2-9」にある。現在の地図で同所は「宜昌市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・宜昌は次を参照のこと。
https://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-7.jpg
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