出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 江西省 九江市 |
資料にある地域情報 | 九江 |
慰安所があった時期 | 1941年6月頃 |
記載内容 | 時計台を西進して九江駅へ通じる通りは、かつては九江の中心をなす繁華街であったらしいが、今は中国人のほとんどが逃散し、東亜ホテル、中華輸船、千代田洋行をはじめ戦友、梅園などという酒場がならび、表通りの建物はそのほとんど全部を邦人の商人が利用していた。・・・なお時計台から南へむかう環城路の両側は、主として軍の慰安施設が多く、ゆたか、桃園など、小料理屋、料亭がならんでいた。通りの西側、甘棠湖畔にがんばる憲兵分隊を過ぎると、その隣家から先は慰安所街で、日本、朝鮮、中国など各国の遊女をかかえた慰安所10数軒がノキをならべ、その先は、甘棠湖畔にある将校クラブ(将校用慰安所)、料亭日華荘までで邦人居住地区は終わっていた。 |
証言者 | 井上源吉 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 戦地憲兵 |
著者、公文書発信者など | 井上源吉 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1980.11.20 |
発行所 | 図書出版社 |
ページ | 172-173 |
出典備考 | |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・九江(シリーズL500、1954~)に「九江」がある。地図の上端中央左寄り「0-8」にある。現在の地図で同所は「九江市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・九江は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-10.jpg |